Report: 2010年11月ARCHIVES

  
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緩和ケアコンサートを終えて

 先月の27日、荘内病院で緩和ケアコンサートが行われました。

 緩和ケアとは、がんに伴う痛み、心の悩み、療養場所や医療費のことなど、患者さんやご家族が直面するさまざまな問題を解決する医療のこと。全国で4か所で行われている地域プロジェクト、その事業の一環で緩和ケアコンサートが開催されました。

 少しでも緩和のケアのことを知ってもらいたい・・・、入院している患者さん達に音楽でホッとしてもらえたら・・・、そんな気持ちで、去年に引き続き私たちひまわりの会も参加させていただきました。

 今年は、ひまわりの会のほかに、病院職員有志の先生方、先生の一人が所属なさっている長唄糸の会(三味線)のみなさんとご一緒させていただきました。

  

私の感想です・・・(*^ ^*)

 三味線、ギター、ピアノ連弾、ヴァイオリン、歌、と幅広いプログラムでお送りすることができたと思います。三味線の音色や着物での演奏は、年配の患者さんが多かったのですごく喜ばれたのではないでしょうか。ピアノ連弾でモーツアルト高周波☆もお送りすることができたし、ヴァイオリンの演奏を身近で聴くこともなかなかないことだと思うのでとてもよかったと思います。

 それから、ギター演奏も癒される音色で、聴いてくださった方はいろいろな情景が思い浮かんだのではないでしょうか。

 歌では、ベースの鈴木さんとのデュエット『見上げてごらん夜の星も』も懐かしく聴いていただいたと思います。

 最後の方で『ひまわりのように』を歌わせていただきました。今回は、心から言葉を伝えたい、という思いから、語るように歌わせていただきました。歌っている途中、やっぱりまた涙がこみ上げてきてしまったのですが、なんとか最後まで歌いきることができました。

 病院でのコンサートは、準備の段階から、命のこと、生きるって何なのか、人と人とのつながり・・・そういうことを真剣に考えさせられる、私にとって、とてもとても、大きな、重い、思い、大切な時間です。

 私の家族、友達、仕事の仲間・・・。

 忙しさで毎日があれよあれよと過ぎてしまってるけど、ひとときひととき、大切に生きていく、そう教えていただいたように思います。

 かけがいのない時を、私たちと過ごして頂き、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

  

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